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筋肉の成長を2倍速くする?|ネガティブトレーニングの使い方




ネガティブはウェイトを下ろす動作の事を示します。


一般的にはウェイトを速く挙げて、

ネガティブ(下ろす時)はゆっくり、コントロールする

という風に言われます。


挙げるだけよりは、挙げてコントロールして下ろした方が

筋肉がより働くのでもちろん効果的です。


では良く聞くアドバイスとして

ネガティブは4秒以上!」

「ネガティブの方が強いからゆっくり下ろせば下ろす程いい!」


これは本当にそうなんでしょうか?


ネガティブの方が重いウェイトを扱えて、

強いのは本当です。


挙げる筋力より20〜30%強いと言われています。


合理的に考えると挙げる時より強いということは、

下ろすときは大したトレーニング効果ではないということですよね?


しかもスロートレーニングのトレーニング効果は

普通のトレーニング以下です。


ということは、ネガティブを超スローにしても

特にメリットはありません。


普段使っている重さで

ネガティブをスーパースローにするのは時間が掛かり

疲労感が増し、全体的に挙上回数が減るので、むしろ逆効果です。


それどころか、ネガティブを意図的に速く行った方が

筋肉へのダメージが大きいという結果も出ています。


速く落ちてくるウェイトを方向転換させないといけないので、

より筋肉が働きますね。


でも危ないので、おすすめはしません。


ネガティブ・トレーニングを正しく行うには

自力で挙げられない重量を下ろす必要があります。


補助をつけて挙げてもらい、

自力で下ろす。


或いは、チートして挙げて、

自力で下ろす。


このようなトレーニングでしたら、

普通のトレーニングより筋肥大への効果が期待できます。


そして下ろす時の筋力を鍛えることによって、

フォームのコントロールも良くなります。


しかし、リスクも付き物です。

強烈な筋肉痛になりやすく、

回復が追いつかない場合があります。


こういった高強度テクニックは

トレーニング・ボリュームを犠牲にしないようにする注意が必要です。


回復能力をまだ把握できず、

フォームも崩れがちな初心者がやるのはオススメできません。


トレーニング経験が何年かあり、最後の1セットだけで行うようにして、

結果を伺う方が無難です。


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