スーパーセットとは
例えばベンチプレスを1セットやって、直後に腕立て伏せを1セットやるように
休まず2種目を連続で行う筋トレのテクニックです。
筋トレの時間を短縮して、
より多くのトレーニング量をこなし、
「効かせる」テクニックの一つです。
スーパーセットには大きく分けて3種類あります。
⒈ グループ・スーパーセット(GS)
同じ部位を2種目組み合わせる
例:バーベルカールの直後にダンベルカール
⒉ セパレート・スーパーセット(SS)
全く別の部位を2種目組み合わせる
例:バーベルカールの直後にスクワット
⒊ アゴニスト・アンタゴニスト・スーパーセット(AAS)
真逆の動作を行う筋肉群う使う2種目組み合わせる
例:バーベルカールの直後にトライセップ・エクステンション
ある研究ではGSはSSに比べて一つの部位に2倍近くの疲労物質が計測され、
回復するのに5日以上かかる場合があるとされています。
回復しないと、筋肉は成長しません。
さらに扱える重量が減り、合計のセット数も減るため、
トレーニングボリュームが増えない場合が多く。
無駄な追い込みになってしまいます。
回復の早い筋肉群(腕とか)に限定して、
1か2セット以上は行わないようにしましょう。
おすすめはAASタイプのスーパーセットです。
鍛えている部位により多くの休憩時間が設けられるからです。
例えば・・・
【普通の鍛え方】二頭筋:1セット、1分休憩、1セット、1分休憩・・・
二頭筋は1分の休憩時間しかありません。
【AASの場合】二頭筋、三頭筋、1分休憩、二頭筋、三頭筋、1分休憩・・・
二頭筋は1分+三頭筋を鍛えている間の時間の休憩時間があります。
*休憩時間が長ければ長いほど、
筋肉が回復でき、より大きい出力が可能になり、
トレーニング・ボリュームが多くなり、
より発達することが分かっています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26605807
しかし、疲労感や息切れのせいで
トレーニング・ボリュームが増やせないかもしれませんが、
時短になるメリット、致命的なダメージにならないメリットはあるので、
トレーニングに採用する価値はあります。
結論:
トレーニングの時間があまり取れない場合は、
スーパーセットを行い、短時間で各部位をしっかり鍛えてみてください。
スーパーセットは同じ部位ではなく、
別々の部位を組み合わせて行いましょう。
例:
ディップスを1セットやって、すぐにチンニング1セットやって休憩。
これを3回繰り返す。
同じようにレッグエクステンションとレッグカールを組み合わせる。
または、二頭筋と三頭筋を組み合わせる。
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