
筋トレは筋肉をつける、カッコいい体になる
皆さんご存知かと思いますが、
それ以外にも生活の様々な面で
いろんなメリットがあります。
ハッピーになる
筋トレは中程度な鬱や不安症に対して精神安定剤、抗不安薬と同じぐらいの効果があるという研究結果があります。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21495519/
筋トレをしていると人生観が変わります。なぜならストレス耐性が強くなるからです。運動の時に感じる呼吸や心拍数の高ぶり、ホルモン分泌は不安症の症状と似ているため、必然的に不安や緊張に対する耐性がつき、さらにポジティブな関連性をつける場合もあります。幸せを感じるように感情を鍛えている、ということになります。
体が健康になる、体の動きが良くなると幸福感が増します。病気で寝込むと憂鬱な気持ちになりますよね?その逆です。
脂肪燃焼しやすくなる
ダイエットのみで減量すると脂肪と筋肉が同じぐらい減ります。筋トレを組み合わせると筋肉を残す割合が多くなります。筋肉が多いと代謝を高く保つことができ、圧倒的に痩せやすくなります。
筋肉が多い状態、代謝が高い状態で減量したほうが、多めに食べても同じぐらい痩せることができるので精神的に楽で、継続しやすくなります。リバウンドは精神的な我慢が大きな原因で、リバウンドする確率も大幅に下げることができます。
有酸素運動、ダイエットは単発的な仕事やバイトと同じように、やった分しか痩せません。筋トレは長期投資と同じで、長期的に痩せやすくする能力が蓄積してどんどん痩せやすくなります。
筋肉をつけて代謝を上げれば、旅行やイベントで多めに食べてしまってもそんなに太る心配はしなくて済みます。いちいち食べるものを気にする人生なんて楽しめませんよね?
骨が強くなる
骨がもろくなる現象は現代人の間で段々増えていますし、特に女性に多い現象です。デスクワーク、テレワークの普及で動かなくなることが原因ですし、ホルモン分泌が低下することも原因です。
実は筋トレは骨粗鬆症の治療に非常に効果的です。いくらビタミンDとカルシウムのサプリを飲んでも体が「骨を強くしろ」という指令が出さない限り効果がありません。筋トレはその指令を出す運動なのです。
日常のエネルギーが増える
定期的なエネルギー消費を行うことで、体は「エネルギーをもっと作らないと!」と感じ、エネルギー生産効率が高まります。エネルギーを作り出すホルモンの分泌も盛んになります。筋肉が大きくなれば筋肉に蓄積する糖質も多くなり、エネルギーの宝庫が増えるわけです。
バテバテになるまで運動するのは逆効果ですが、適度の強度で運動すると筋トレした後、筋トレする前より元気が良くなるはずです。朝筋トレをする方はこれを実感していると思います。
強くなれば日々の体の活動が楽になります。定期的に100kg持ち上げている人にとって子供を抱っこするぐらいなんでもないですよね。逆に体が弱いと何しても疲れて、エネルギー不足を感じます。
病気になりにくい
筋トレで糖尿病、ガン、血管疾患を予防することができます。https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S266633761930006X
一番の理由は運動によって糖質の処理能力が上がります。筋肉が大きくなり、糖質を蓄積する面積が増えれば、同じく糖質の処理能力が上がります。2型糖尿病の原因は糖質処理能力の低下(インスリン感受性の低下)。ガンも物によっては糖質を餌にして成長します。血管がつまりやすくなるのも無駄なカロリー、糖質、脂質が原因だったりします。
肌が綺麗になる
運動すると汗をかいて、皮脂も出るし、活性酸素も出るので一見肌に悪そうです。しかし同時に抗酸化物質、ホルモンの分泌が正常化され肌の質が良くなります。ここのバランスを上手く取ることがポイントです。ジョギングや野外で日に当たりながら走るマラソンなどは肌に悪いですし活性酸素が多く出て老けやすくなったりします。逆に室内で短時間で終わる筋トレはちょうど良くバランスが取れて、運動の肌へのメリットが得られます。
筋トレし過ぎてストレス反応が長続きしてしまう場合は逆効果なので注意です。
頭が良くなる
脳は考えて鍛える物だと一般的に認識されていて、パズルで鍛えるのが一般的ですが、脳と筋肉は密接に関係しています。
筋トレは脳の認知機能を活性化します。体を動かすとき筋肉と脳の繋がりが強まり、さらにやったことない動きを覚えるのも脳も鍛えることになります。
認知症の治療に糖質制限がよく使われますが、筋トレで糖質の処理能力が高まるのも同じような効果があります。
筋トレは海馬という、記録力を影響する脳の部分を刺激して活性化します。体で筋トレのフォームを覚えるのは、記憶力の強化に繋がります。
脳と筋肉の神経伝達を頻繁に使って体の機能を保つと神経系の成長にも繋がります。骨折や入院で体の一部でも長期間動かさないと、動かしにくくなりますよね?それと同じで何年、何十年も体の運動機能を使わなくなれば失いますし、必要な神経系や脳の機能も衰えます。
体の筋肉を鍛えることは、様々な動きを鍛えることなので、同時に脳を鍛えることになります。体が健康なら脳も健康です。
睡眠の質が向上する
筋トレは筋肉をダメージすることであるために、回復能力を鍛えることになります。体は寝る時に一番回復を行うので、睡眠時の回復力が高まるということです。よって睡眠が深くなり、質が向上します。
体温が下がることで眠くなると聞いたことありますよね? 日中の運動を継続することで上昇した体温をクールダウンさせる能力が鍛えられます。体温調整が上手くなるということです。寝る前のお風呂上がりから体がクールダウンさせやすくなり、入眠しやすくなります。
筋肉の中の糖質をある程度消費させたほうが睡眠の質が良くなります。だから寝る前は炭水化物を控えるように、とよく言われますが、睡眠の質も向上するからこそ効果があるのです。
日常の痛みを和らげてくれる
現代人の痛みの原因のほとんどは体の運動機能低下から来ています。肩こり、腰痛、膝の痛み等、筋肉が上手く、バランスよく使えないことが原因です。筋トレは直接的にその原因の解決に繋がります。筋トレし始めてから肩こりが無くなった、腰痛が改善したという声は度々よく聞きます。体の痛みの対策として一般的な理学療法もある筋トレ一種です。
運動すればなんでも良いというわけではありません。痛みの原因、筋肉のアンバランスは日常的な体の癖から来ています。何も考えずジョギングやなんとなく動いているだけだと、体の癖のまま動いているだけなので、痛みが悪化する場合もあります。筋トレは痛みの原因となる筋肉を狙って鍛えることができたり、普段行わない運動をすることで痛みの改善につながるのです。
夜の営みの質が上がる
ムキムキ、細マッチョは好みが別れるところですが、猫背で顔色悪く、すぐ病気になる人より、姿勢が良く健康で丈夫な体は男女問わず魅力的ですよね? 上記のポイントを読んで頂いてお分かりになると思いますが、筋トレは健康で強い体を作る一番効果的な運動です。血流が良い、脳と筋肉の神経伝達が良い、筋力がある、筋持久力があるなど、筋トレによって性への良い影響というのは色々考えられますね。
不健康だと体は命の危機を感じて、「子孫を残す作業なんてしている場合じゃない!」となり、性機能を低下させ、性欲も下がります。筋トレやダイエットをし過ぎてもそのような状態になるので要注意です。
何よりも、「脱いでも自信がある」「裸を見られても気にしない」だけでも、いろんな意味でパフォーマンスが上がるはずです。
ウォーキング程度の運動を続けるだけでもEDが改善したという結果や、運動頻度の多い人の方が性生活の質が良いという結果など、様々な運動と性の関連性結ぶつける実例が数多くあります。
https://www.health.com/sex/exercise-and-sex
筋トレには本当に様々なメリットがあり、
「本当に初めてよかった!」という声を良く聞きます。
しかし、筋トレのし過ぎや間違った方法で筋トレすると
メリットがデメリットになりえるので正しいフォームで、
適切な強度とボリュームで筋トレするのがすごく重要です。
ぜひパーソナルトレーニングを受けて、試行錯誤や失敗から覚えるのではなく
最初から正しいやり方を身につけて、
最初から筋トレのメリットを堪能してください。
Comentários